原因と結果の法則については
このブログでもしばしば書いています。

昨日、かつてお世話になった方から
久しぶりにLINEが入りました。
元気ですか？
という内容でしたが、
会話を続けていると、
〇〇に騙され、挙句お金をとられ大変なことになっているという
近況の報告を僕に伝えたかったようでした。

詳細はここでは書きませんが、
騙す側は騙そうと思って仕掛けたわけではなさそうで、
騙された側も結局はどこか欲が頭をもたげて
少しばかりおいしいような（？）話に乗ってしまった結果、
そういう事態に陥ったようなのです。
双方のことをよく知っている僕としては
いずれにも問題があることがはっきりわかります。

騙したとされる側は、目先しか見えておらず、
心の器も極めて小さく、我が強い人だということ、
一方で、騙されたとする側も、一見自律的で
社会でバリバリ活躍する人に見せながら
どこか依存的で他責傾向にあり、
同じく我が強い人だということです。

ちなみに、私見では我にも内向的な我と外向的な我があります。
騙される人の我は内向的で、
騙す側の我は外向的だと考えても良いかもしれません。
要は、見た目は違っても質の同じ我が凹凸のようにぴったりと
はまってしまうのです。

今回のケースは、
問題は本人が善意のつもりで相手の要望に応えたということでしょう。
しかし、真に善意ならば
仮にそういう事態になっても騒がず、
自分を省み、取られたお金は差し上げたものだと考えれば良いわけです。
自分を真に省みるには、
意識上で時空を超えることができなければなりません。
今目の前で起こるすべては、
かつて自分が蒔いた種の結果であるということを認めなければならない
ということです。

実際はなかなかそうは思えないのが人間なんですがね。
少なくとも僕のところにそういう情報が入ってくるということは
決して他人事で済ませてはいけないというシグナルだと思うのです。

最近特に思うこと。
德を積むことがすべてであるということ。
そして、残念ながら僕にはまだまだ德が足りないのだということです。
日々德積み。

ということで話変わって、今日は第11回目のcooking classでした。
先生は木村紀子さん。
20年前からお世話になっているオリエンタルベジタリアン
食材開発者であり、料理研究家の紀子さんの料理は
文字通り「理を料る（はかる）」もので、本当に美味しいのです。
今日も大満足でした。
（菜食も大きな德積みになりますよ）
いつもありがとうございます。

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