ブログ 岡本浩和の「人間力」発見日記

「ヨコの関係」とは、物理的に対等になるという意味ではありません

アドラーの言う「ヨコの関係」を
結構勘違いしている方が多いようなので、
僕の解釈を書いておきます。

プライベートはともかく
職位のはっきりする仕事の上では
正直「ヨコの関係」はあり得ないと皆様おっしゃいます。
しかし、「ヨコの関係」とは、
物理的に対等になるという意味ではありません。
在り方の根本を正しくすることを
「ヨコの関係」とアドラーは称しているのだと僕は思うのです。

在り方の根本を正しくするとはどういうことか?
ずばり、相互に信頼があるかということです。
例えば、
下は上を尊敬し、躊躇なくホーレンソーできるか。
あるいは、上は下を信頼し、全面的に任せられるかどうか、
ということに尽きます。
ただ仲が良いとか、対等にものが言えるとか
そういうことではありません。
相互の大いなる信頼がキーワードなのです。

そういえば、前職で僕は上司のことを尊敬し、ホーレンソーできていたか、
委ねられていたかと言えば、ノー。(笑)
そもそもがそんな関係ですから、
ビジネスが大きく伸びることはありませんでした。
関係の質の向上の原則は、相互信頼の醸成。結果としての他者貢献。
そのゆえに、自己受容が最重要なポイントになるのです。

昨夜は、京橋の某所でプロジェクトの戦略ミーティングでした。
3時間半、自分たちとの闘い。
とても有意義な時間でした。
ありがとうございます。

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