ブログ 岡本浩和の「人間力」発見日記

第一念のひらめきこそ実践・行動のシグナルだと胆に銘じます

昨日、長らくお世話になったK先生の訃報を知りました。
2011年4月から2021年11月まで僕は毎月施術に通いました。
その間も先生のゴッドハンドに惚れ、たくさんの方を紹介させていただきました。

そして、知見の深い先生には道をお伝えしたいとそのタイミングをずっと見計っておりました。
そんな中、2021年12月からしばらく休診されるそうだと友人から聞き、
すでに12月の予約をしていたのと、
僕にはその旨連絡がなかったので、予約日に訪ねたところ、不在でした。
後日先生から以下のようなLINEが入りました。

先日は来院して頂いたにも、かかわらず、休診で診療出来ず大変失礼しました。実家の母親付き添い介護のため、急遽今月いっぱい休診することに成りました。

ご丁寧な謝罪と、再開までしばらくお待ちくださいという旨の連絡でした。
悪性脳腫瘍で2年2ヶ月闘病されていたということですから
実際にはまさにこのタイミングで病気が発覚していたということになります。

偶然にもその直前、11月16日に先生からいただいていた「医道」の記事を読み、
今が時機だと判断し、翌日、先生に道のご案内をしました。

さすがに急だったこともあり、そのとき先生からは以下のような返事をいただいておりました。

素晴らしい内容の話し有り難うございます。他ならぬ岡本さんの推奨直ぐにでも参加したいのですが、同居しているおばあさん、実家の母親病院付き添いと介護で時間帯に余裕がなく今回は参加は残念です。また時間帯余裕でたら必ず参加させて頂きますのでまた是非とも誘って下さい。

今振り返ると、介護というよりご自身の健康不良が原因だったのかもしれません。
ちなみに、僕はその日から、今日に至るまで、
(事情を知らなかったこともあり)少なくともあと2回は道をおすすめしました。
しかしながら、返信の反応が鈍かったり、
まったく忘れられているような印象だったので、
(今となっては病魔と闘われていて、外出どころではなかったのだと想像します)
どうされているんだろうと思っておりました。

同じように施術に通っていた仲間からは
休診後、たまに無理を言って施術の機会をいただいたときも
先生の様子がおかしかったという話を聞いていたのと、
昨年後半くらいからSNSへの投稿が見られなかったので「もしや」と思っておりました。

健康に詳しく、あらゆる知識に長けていた方でも
自身の身体についてはどうにもならなかったというのが
まさに灯台下暗し、盲点だったのかと惜しまれます。
そして何より道をお伝えできなかったことが悔やまれるのです。

第一念のひらめきこそ実践のシグナルだとあらためて胆に銘じます。
文字通り「経世済民」です。
呼吸の大切さを教わったのも、足首をねん挫したときに
懇切丁寧に施術してくださり、とにかく身体のバランス、心のバランスを
きちんととることの大切さを教えてくださったのもK先生です。

長い間お世話になり、ありがとうございました。
今度お会いできるときは必ず道を伝えさせていただきます。
引き続きよろしくお願いします。

※2021年5月の施術の際の写真。この時は臀筋の鍛え方を教えていただきました。
「中年の人が鍛え直すときはくれぐれも焦らずゆっくり少しずつ、足上げは7割くらい。ゆっくり上げ6秒くらい止め、降ろすときはさらにゆっくり。左右交互に3回くらいで十分です」
たくさんのアドバイスをありがとうございました。


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