ブログ 岡本浩和の「人間力」発見日記

「聴力」に磨きをかけること

昇華と変化の違いを教えていただきました。
昇華は縦軸であり、変化は横軸。
つまり、水(液体)が、氷(固化)になり、また水蒸気(気化)するように
昇華は不変であり、いわば次元を超え、上げていくことだというのです。

とてもわかりやすいお話でした。
話の良し悪しは、聴後に納得感があるかどうか。
話すことを生業としている以上、そこはとても大事なポイントです。
裏返せば、聴き手が欲することにピンポイントで答を差し上げられるかどうか。
だからこそ「聴く」ことが大事なのです。

もう一つこんな禅の歌を教えていただきました。

主なくて見聞覚知する人は、生き仏とはこれを言うなり
至道無難禅師「無難禅師道歌集」(春秋社)

主(あるじ)とは、僕たちのこの「意識」のことを指します。
般若心経では「意識」すら仮のものですから、
意識を超えて(無意識とは違います)見聞覚知できるというのは文字通り「仏」でしょう。

ちなみに、本性に真理を持つ僕たちは、本来誰もが仏です。
だからこそ意識を超えて真に「聴く」ことができたら、鬼に金棒だと僕は思うのです。

とにかく「聴力」に磨きをかけることですね。
そんなことを考えさせられた一日でした。

ところで、最近はタスク満載で心の中はてんやわんや(笑)。
一つ一つ迅速に決めていかなければなりません。
そのときに大事なのが、内なる本性に耳を傾けることです。
そう、自分の心の声も正しく聴けるかどうかが大事なのです。

明日はまる一日オンライン研修です。
「話す」ことはもちろん、「聴く」ことに注力します。
今日もありがとうございます。
※今日の菜食健美は大晶ファームの蕎麦と炊き込みご飯2種でした。美味しかった。


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