ブログ 岡本浩和の「人間力」発見日記
7.142019
きちんと対話をし、事実を確認することで互いに安心がもたらされます
父が入院して1週間が経ちます。
先日木曜日の夜、妹からメッセージが入りました。
父が一層呆けたという連絡が病院から入り、
介護申請しなければいけなくなるかも、というものでした。
長年母の介護で24時間付きっきりだったのが、
わずか3日間とはいえ、一人になると会話相手がいなくなり、
認知症があっという間に進行してしまうものなんだと
正直ヒヤッとしました。
(妄想から不安が募ります)
即実家に電話し、母に確認したところ、
とりあえず翌日から個室に移動させてもらって、
私も一緒に入院することにしたから大丈夫だということでした。
(実際に会話をすると少し安心)
そして、翌日、妹と弟は仕事を休んで、すべての対応をしてくれるというので、
夜、落ち着いたところで妹に電話をしました。
病院から電話をもらったときは、
驚きで夜も眠れないほどだったということですが、
実際病院を訪ねて父の様子を確認し、
(座りダコが化膿してばい菌が入り、切開して膿を出すのと、強めの抗生物質の投与が幻覚引き起こしていたみたいで、認知症の進行とは違うようでした)
母も無事に入院することができたので一安心だということ。
(ちなみに母は健康面の問題はないのですが、元々要介護の重度障害者ですから、父と一緒にいながら病院で介護をきちんとしてもらった方が二人にとって良いだろうという判断からそういうことにしました)
(詳細に報告してもらって事実を確認し安心)
人間はつくづく妄想空想の生き物(思考の生き物)だと思います。
それゆえに分かち合うことが大切で、
きちんと対話をし、事実を確認することで互いに安心がもたらされます。
そこで、コミュニケーションにおいて重要なことは何だと、
あらためて自分自身に問いかけました。
伝える側は、必ず事実と思考・感情を明確に分けること、
受け取る側は、勝手な想像をしないこと、
そして、最重要は必ず(SNSのみに頼らず電話でも良いので)直接の対話をすることです。
文字は便利ですが、
残念ながらすべてを伝えることはできません。
対話を大切にしましょう。
今日も素敵な一日でありますよう。
ありがとうございます。