ブログ 岡本浩和の「人間力」発見日記
4.32019
チームワークの負の部分に着眼すると
引き続き京都から。
昨日は某社様の研修初日。
中で、チームワークの負の部分に関する講義がありました。
リンゲルマン効果。
「社会的手抜き」とも称されています。
20世紀初頭のフランスの農学者マクシミリアン・リンゲルマンは綱引き、荷車を引く、石臼を回すなどの集団作業時の一人あたりのパフォーマンスを数値化した。実験の結果、1人の時の力の量を100%とした場合、2人の場合は93%、3人では85%、4人では77%、5人では70%、6人では63%、7人では、56%、8人では49%と1人あたりの力の量は低下した。リンゲルマンは集団が大きくなるほど集団全体のアウトプットと個人のアウトプットの合計の差は拡大するリンゲルマン効果という現象を明らかにした。
ウィキペディアよ
やはり「依存性」がキーワードですよね。
人間の本質は、怠け者だといえるのかもしれません。
それを前提にチームを考えると、
チームワークには、
そして、シナジーの創出には、
メンバー一人一人の自律性の回復、意識の変革が必須です。
ちなみに、自律性というのは、何でも一人でこなせということではありません。
そこには他人との協力、共生がある。
我に入って頼ることは確かに依存です。
そうではなく、意識のベクトルを真に外に向け、お互いが信じて頼り合うこと。
まさに相互信頼がベースにあるのです。
ならばいかに信頼を築くか、そして、維持するか。
答はやっぱりZEROにあるようです。
本日第2日目。厳しくも想いのある一日にします。
ありがとうございます。