世界は関係でできています。
しかも、関係の中で常にバランスをとろうとしているのです。

シーソーを想像してみてください。
（重さが同じものは支点を中心に取れば安定します）
（しかし、どちらかが重くなれば支点を重い方に寄せないとバランスを崩してしまいます）
頑固になることは、自分という支点を状況に合わせず、
頑なに「私」というものに固執していることです。

地球は、世界は、バランスをとるためにいつも動いています。
その点が腑に落ちれば、
一見災難に見えることも、調和に向かっているということが理解できます。
（すべては調和に向かっているということです）

問題は人間の関係。
人間は「我（が）」というものを与えられているので、
つい「私」に執着し（当然なのですが）、「私が正しい」ことを証明するために
いつも頑張っているようなものです。
そうなると、「私」に固執、状況に合わせて臨機応変に支点を動かすことができず、
当然バランスを崩してしまいます。
（外で起こればトラブルになり、内で起これば病気になります）
（自分が「私」に執着していることすら自覚していない人が大半ですが）

トラブルも病気も、バランスを崩していることを教えてくれるシグナルでしょう。
（様々な問題はすべてそのシグナルであり、後はそのことに気づけるかどうか）

後輩からの諸々の相談を受けながら、そんなことを考えました。
その上で、数万年にわたる縁による因果律が働いており、
今が清算の時期だということを忘れてはいけないなと思いました。
何にせよ当事者意識で、自責の意識で対応できれば、何ごとも解決します。
無心で生きましょう。

本日はこの後、オンライン講義に登壇します。
ありがとうございます。
※先日のEssential ZEROの後の軽い打ち上げ！

Essential ZERO　小さな努力をコツコツ続けること

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