ブログ 岡本浩和の「人間力」発見日記
3.82025
人間って自分のことはわからないんですよね(笑)

昨日も恵比寿でした。
「灯台下暗し」といいます。
前日の研修の終了時、担当者と部署責任者との打合せがあり、
参加メンバーのリテラシーが高いので、
内容をもう少し色付けして上げてほしいという要望がありました。
今回はITリテラシーにまつわる研修だったのですが、
さすがに僕の知識も限界があるので、その旨を承知いただきつつ、
僕なりの方法で進めさせていただきますということで研修をスタートしました。
ちなみに、テーマはPC作業をいかに効率化するか。(汗)
実際、蓋を開け見ると何てことはない。
確かに日常的にPC作業中心の部署なので、基本的な知識はありますが、
研修を進めながら各々の状況を確認していくと、意外に知らないということが多く、
結果的にとても有意義な時間になったという言葉をたくさんいただきました。
もちろん「効率化=整理整頓」ということですから、
そもそもの心のあり方、仕事に限らず日常で意識することなど、
冒頭にしっかり講義をさせていただいた上でテクニカルな話に入りましたよ。
部署責任者の方も最後におっしゃっていました。
「意外に皆知らなかったですね。私も参考になりました」
良かったです。
また、「医者の不養生」という言葉があります。
何事も実践あるのみなのですが、ここにはとても深い意味合いが隠されています。
世界は因果律の中にあり、すべては自分が作った原因の結果です。
だとするなら、他人に介入し、治したり、良くしたりするのは
他者の因果を結果的に背負ってしまうことになってしまいます。
(他人のために為すことですから、そういう行為自体が悪いという意味ではないですよ)
だからこそ自分自身が被らないように、心を整え、修めていかなければならないのだと痛感します。
誰もが持つ「業(ごう)」を超えるために必要なことは見性体験であり(本性に紐づく)、
本(もと)の心、すなわち本性に立脚して、世のため人のために
誠意をもって尽くすことなんだとあらためて思うのです。
人間って自分のことはわからないんですよね(笑)。
だからこそ謙虚に人の言葉に耳を傾け、気づいたら素直に受け入れ
意識を変え、実践していくことが大切です。
今日もありがとうございます。
人気ブログランキング