ブログ 岡本浩和の「人間力」発見日記

道は付きもせず、また離れもせず

昨夜の学び。

情に掉させば流される。
とは夏目漱石の「草枕」の冒頭の一節です。
同情すれば、負のエネルギーさえも引っ掛けてしまいます。
人に何かをして差し上げるとき、何も要求しない形でないとその人の業までを背負ってしまうということです。
しかし、人間である以上、我(が)がある以上、いつもどこかに求める心が付きまといます。
これが難儀。

人の心は他人には救えない。
その人の心は、その人でしか救うことはできない。(そもそもすべては自業自得)

道は付きもせず、また離れもせず。

道とはすなわち真理。深いですね!!
結局、僕たちが人にして差し上げることができるのは、
その人を自立させ、自分を明らかにさせるための道筋をつけて上げることだけです。
できる最大限は背中を押すことだけ。
とてもシンプルだと思いました。

そしてまた、釈迦の言葉「三輪大空」という言葉を教えていただきました。
「三輪」とは、施す者、施される者、そして施す物を指します。
人に何かをして差し上げる際、意識しなければならないのは
上記3つが「空(くう)」(執らわれを捨てるということ)であることだそうです。
(執らわれはなかなか捨てられませんね・・・涙)

今世で貸してしまうと、その相手は来世で必ず返さなければならないという事象を生み出し、結果余計な因果を作ってしまいますからね。
2500年前から現代を預言していた釈迦は
来世、来来世、・・・のことまでわかっておっしゃっているようです。
宇宙の真理は不変。
ありがとうございます。
※午前は成毛幸夫くんたちとお志事に勤しみました。
今日もありがとうございます。


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