ブログ 岡本浩和の「人間力」発見日記
2.122025
ありがたや、ありがたや
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東京に戻りました。
わずか4日間でしたが、父母と水入らずの良い時間を過ごすことができました。
最寄りの駅を下りたら大抵、無事着いたことを電話で報告します。
昨日は「お婆がおーきにやったと言うてるわ」と父が言いました。
(精進菜食は母の口に合い、すべてを美味しくいただけることを母はとても喜びます)
(正月に引いたおみくじに「智慧が出ずる菜食を始めると良い」とありましたが、実家にしばしば帰省する意義はそこにもあるかと思いました)
先日の「全ての本~親孝行」の講話でもお話ししましたが、
母の父に対する厳しい命令も、よくよく本質を見極めると
命令がなくなると間違いなく完全に呆けてしまうであろうことの心配からだということが
わかります。
母は、何かサポートすると必ず「ありがとう」を発しますが、
本性からの温かい言葉であることがよくわかるのです。
外側だけ見ているとそういうことは見えないのですが、
心の眼で見たときに「母は佛」だということがはっきりわかります。
父に対する、厳しい、終わることのない命令(笑)も
慈しみの発露なんだと理解できると、すべての事柄に意味があること、
要は関わる人たちすべての心の器を大きくするための慈悲なんだと理解できるのです。
ありがたや、ありがたや。
昔、祖父が口癖のように言っておりました(笑)。
昨日は珍しくJR草津線「貴生川駅」から乗車しました。
(山道は雪が残っていると危険なので回避しました)
日々、気づき。
すべては自分次第ですね。誰も、何も悪くありません。
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