ブログ 岡本浩和の「人間力」発見日記

伝達のいろはの「い」

今日は某大学の講義に登壇しました。
複数の企業様を招いての模擬会社説明会。
模擬とはいえ、内容はリアルで、企業の採用活動にそのままつながります。
学生くんたちも真剣そのもので、質疑応答の時間も盛り上がりました。

授業最後に何人かに感想を求めたところ、一人の学生から
次のようなコメントがありました。

外資系の某社様は中途採用者が多いということなので、
新卒の私たちには分が悪いのかなと思いました。

黙って聴いていた担当者も無言でしたが、首を横に振って(そんなことないですよ!)
と否定アピールを送られていました。

勝手な判断(聴いてない?妄想?空想?)の典型例ですよね。
企業様はそんな言葉を一言も発していないのに、
勝手に自分で解釈して、勝手に納得したり、諦めたり、無理だと決めつけたり・・・・、
日常そのようなことは多発していると思います。

事実と推測(思考)を分けることの重要性は以前からさんざん書いていますが、
今日の場合は若者のあっけにとられるほど見事な、勝手な推量だったので
話す側も丁寧に、難しい言葉を使わずわかりやすく、
そして一文は簡潔に、という「伝達のいろは」の「い」を
あらためてリマインドさせられました。

ただし、講義そのものはいつも通り最高の出来でした。(笑)
今日もありがとうございます。


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