ブログ 岡本浩和の「人間力」発見日記

大人がいかに心を修めるか

7,8年前、弟が相談してきました。
娘(つまり僕の姪)がほんの少しいじめにあっているようで、
その相手がとんでもない女子のようで、
親としてどうしたら良いかというものでした。
そのときは、僕なりの相応の回答をしたように記憶しています。
そのことを父に話したら、
父は祖父として孫(僕の姪)にいろいろとアドバイスをしたようで、
後日、孫のいないところで僕にぼそっと呟きました。

「世の中にはいろんな癖のある人がたくさんいるから、
そうやって子どもながらにいろいろ経験させてもらった方が
結果勉強になるし、いずれ将来その経験も役に立つ時が来るから
それはそれで良いことや」

今は学校に行けない子どもも多く、
それぞれに理由を抱えていますが、
たとえそれがネガティブな理由であったとしても
あるいは非常識な理由であったとしても
親の出る幕はなく、
本人がどう解決していくかがカギだとつくづく思います。

今になってあの時の父の言葉の重みを感じます。

昨夜は妻の友人と夕食を共にしました。
僕が会うのは2度目で、ゆっくり話すのは初めて。
お嬢は2年前に初めて会った時と比較して吃驚するくらい大人になっていましたよ。
お年頃で、学校でも家でもいろいろとあるようですが、
勉強嫌いでも心構えはしっかりしていて、
この子は世の中上手に渡っていくだろうなと感心しました。

子は親の背中を見て育つと言いますが、
やっぱり親の心の投影なんだと思います。
大人がいかに心を修めるか。
すべてはそこにあると思います。
今日もありがとうございます。


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