ブログ 岡本浩和の「人間力」発見日記

子どもに起こっている現象を通して、大人が自分たちの心を見つめ、修めること

鹿児島市の某保育園の職員研修はお蔭様で好評の裡に終了しました。
昨日も半日ながらとても濃い時間でした。
ありがとうございました。

帰路、鹿児島空港でお茶を飲みながら女子と話をしました。
彼女はちょうど10年前、中学生の時にZEROを受講しています。
きっかけは登校拒否になったこと。
親や祖母の期待に応えたいという思いと、
一方、自分らしく自由であらんとする思いの葛藤。
あのときは本当にどうにもならなかったんだと彼女は振り返ります。

10年経過した今だからこそ言えるのは、
「学校に行けなくても大丈夫、何とかなる(笑)」ということでした。
皆と同じでなければならないという
大人の型にはまった古い常識は、今の子どもたちにはまったく通用しません。

当時、ついにスイッチが切れたという瞬間を彼女は教えてくれました。
お母さんとお祖母ちゃんが自分のことで言い争っていて、
お祖母ちゃんの、
孫が学校に行けなくなっているのは世間様に恥ずかしい、
という言葉を隣の部屋で漏れ聞いたそのときだったと言います。

やっぱり、です。
問題の原因は環境にあります。
すなわち、両親であり、祖父母であり、周囲の大人たちの言動が
どれほど子どもの心に影響を与えるか。

子どもに起こっている現象を通して、
本当は親が、大人が自分たちの心を見つめ、修めなければならないのです。
もちろん子どもは子どもながらに自分自身と向き合わなければなりませんが。
何にせよ当事者がそれぞれ自分を改めることが必須。

すべては調和の中にあります。
今日もありがとうございます。


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