ブログ 岡本浩和の「人間力」発見日記
5.242019
思考や感情から脱皮できたときにこそ真の「覚悟」が生まれるのだということです
滅私の結果を、
儒教では「醒」にあり、
佛教では「覚」にあり、
また、道教では「悟」にあるといいます。
すなわち、醒・覚・悟を開くことができれば、
天下の事物を誰もが識透することができるということだそうですが、
漢字を並べると、
「覚醒」も、「覚悟」も同じことを表わしているようですね。
つまり、「覚醒」も「覚悟」も
思考からいかに離れられるかであり、
逆にいうなら、
思考や感情から脱皮できたときにこそ
真の「覚悟」が生まれるのだということがわかります。
そう考えると、たいしたことではない。(笑)
囚われている観念や常識を手放せば良いだけですから。
昨夕、時間ができたので、
上野の東京都美術館で催されている
クリムト展に行ってきました。
グスタフ・クリムトの生き様を見てみると、
それこそ覚悟と覚醒の中(いや、ちょっと手前かな?)
に彼はあったのだと感じたのでした。
(ただし、未婚でありながら何人もの女性との間に10人以上の子供を作った
そうですから、滅私には至っておりませんが)
1時間半ほどゆっくり絵画を観ましたが、
とても良い時間でした。
今日も素敵な一日でありますよう。
ありがとうございます。