ブログ 岡本浩和の「人間力」発見日記

何にせよ「行ない」をもってして

今の教育では、考える力が重要だとされます(問題解決力の一環として)。
しかしながら、考える力だけに頼ってしまうと、
頑なな、排他的な思考に陥ってしまうことも多々だと思います。

土台となる心、
どんなことでも寛容に受け入れられる心の器を大きくすることが
今こそ必須だと痛感します。

昨日は授業の冒頭に学生くんたちに話しました。
就活中の大学3年生たちへのメッセージとしてです。
企業の採用活動が年々早まり、すでに内々定をとっている学生がいる中、
心構えやあり方の大切さをお伝えしました。

100人近く入る教室で、32人の学生くんたちは大概後ろから詰めていきます(笑)。
そうじゃないよ、と。
やる気、チャレンジ精神をいかにアピールするか。
それは、言葉ではなく、非言語のパートであり、
語ることも大事だけれど、前向きな姿勢をどれだけ見せられるか、
それこそが真のアピールなんだ、と。
(ということで、席替えして前から詰めさせました)

まぁ、何にせよそれもスキルに過ぎないですがね。
言葉をもって熱く伝えることは大事ですが、
より重要なことは聴き手の心にどれだけ届けられているか。
(僕自身が行ないをもって為すべきだと思います)

コミュニケーションは相手あってのことですから、
相手を無視しての一方通行は避けなければなりません。
いつも中庸の状態で、双方向のやり取りを意識することですね。
日々勉強。
ありがとうございます。
※久しぶりの麹町。


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