ブログ 岡本浩和の「人間力」発見日記

万華鏡を覗くように、目の前の世界を心眼で眺めてみましょう

四半世紀前、一世を風靡した映画「タイタニック」を観ました。
実は初視聴。(笑)
とても良い映画でした。

吉凶禍福と言いますが、
何が吉で、何が禍なのか実際には人間には判断できないのだと思います。
レオナルド・ディカプリオ演じるジャック・ドーソンがギャンブルを当て、
乗ることになった豪華客船が(吉)、
氷山にぶつかり沈没することになった事実(禍)。
しかし、心から愛する女性(ウィンスレット演ずるローズ・ブケイター)に出会えたこと、
そして死をもってしてついに二人が身も心も一つになることができたことは
彼らにとって最高の幸せを手に入れることができたという心情(吉)。
一方、フィアンセであるキャルドン・ホックリー(ビリー・ゼイン)とは
生き残った船上で最後の姿を見たもののそれが最後であったことと、
(ホックリーは)風の噂によると、29年の世界恐慌により全財産を失い、
自死に至ったという最悪の結末だったということ。
(ホックリーにとっては禍であっただろうが、ローズにとっては吉だったのでしょうか)
(そもそも善悪、吉凶の判断すら僕のフィルターがかかっているので事実ではない)

吉は禍でもあり、禍はまた吉でもあるという真実は、
すべては陰陽一体であるということを表しています。
そこにあるのはあくまで時空を超えた因果の法則であり、
すべてが縁によって生じ、縁によって消滅するという観点から考えれば
何にせよ大それた話ではないということも理解できます。

ちなみに、タイタニックの事故は1912年4月という、まさに天運元年の出来事なのです。
(わかる人にはわかる、人類の壮大なドラマの一角です)
観る者が、ここから何を学ぶか?

運命は自分の心が決めるのだとやっぱり思います。
万華鏡を覗くように、目の前の世界を心眼で眺めてみましょう。
奇蹟が起ると思います。(笑)

今日も良い時間が流れます。
ありがとうございます。


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