ブログ 岡本浩和の「人間力」発見日記

引っ掛からなければ世界は安泰

研修ではいろいろな層の方々に対応します。
年齢も違えば立場も違う。
もちろん意識のレベルも違います。
以前は参加意識が低い参加者にはいちいちイラっとする自分がいましたが、
最近はそういう状況に対しても心動かず、冷静に対処できる自分がいます。

2つの目は構造上、外の状況を見て、判断するようにできています。
あくまで陰陽相対の中での判断なので、ときにぶれぶれになり、間違えます。
正しい判断ができず、つい相手の態度や言葉に引っ掛かってしまうのです。

ところが第3の目、心眼を活用していくと、自ずと心が平静にたもたれることがわかります。
第3の目、心眼は外ではなく、内なる霊性にリーチするポイントで、
このコツをつかんでしまえば鬼に金棒。
昨日の研修でも、終了後担当者から「やんちゃな子が中にいて失礼しました」
という言葉を掛けていただきました。
以前の僕ならいちいち引っ掛かっていましたが、今はまったく問題ありません。
彼らの顔を見ていると、彼らなりの事情があり、
彼らなりに一生懸命生きようとしているんだとわかるのです。
こちらがぶれなければ、引っ掛からなければ世界は安泰です。
すべては自分の心が創り出している現象に過ぎないとあらためて感じました。

昨夜、良いことを教えていただきました。

引っ掛かるということは、自分が心の中に握り締めているということであり、
それを放下してしまえれば引っ掛かりはなくなります。
いちいち引っ掛かる相手は、あなたが「自我」に固まっていることを気づかせ、
救ってくれる人。
そういう人を「菩薩」というのです。

とても納得しました。
仕事でもプライベートでもたくさんの「菩薩様」に会えることに感謝して、
日々を楽しく過ごしていきたいと思います。
いつもありがとうございます。
※朝からベルクの室内協奏曲(リヒテル他)。最高です。


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