「『裏声』のエロス」（集英社新書）という本を上梓し、
のどピコ体操で有名な高牧康さん率いる東京ベルズのコンサートに行きました。
調べるとちょうど10年ぶり。
さすがに10年は一昔ですから、その間の皆様の進化・深化にとても感動しました。

何より高牧さんの曲間のトークが抜群で、
やはり音楽家もコミュニケーション力がモノを言うのだと痛感します。
もちろん音楽家に限らず人として成功を収めるのに
人との関わりをいかに生かせるかが鍵でしょう。

それには人の立場に立ち、人を理解することが必須になります。
しかし、私とあなたという対比でみていると、
いつまでたっても私とあなたは合一せず、互いに相手を真に理解することはできません。
最終兵器（？）は智慧の門。
本性とつながることができれば、私とあなたという境はなくなり、
すべてが私だという境地に至ります。
なるほど、いつどんなときも楽しめ、いつどんなときもくよくよせず、
いつどんなときも前向きでいられるコツ。

人生は楽しさに溢れているのだと思います。
年度末の今日は5月並みの暖かさ。
そして、明日から早4月。地方巡業のスタートです（笑）。
ありがとうございます。
※お昼は菜食健美で精進ジャージャー麺ミニライス付きをいただきました！