ブログ 岡本浩和の「人間力」発見日記
11.32023
父のこと、母のこと、根拠のない安心感(笑)
先日、父が玄関先で転倒して怪我をしたという連絡が
弟から入りました。
左手の手首骨折以外、頬骨の骨折などいくつかありましたが、
検査の結果は、入院するまでもなく自宅での療養ということになりました。
父は30年以上にわたって母の介護介助をしており、
特にここ10年から20年は老々介護ということで面倒を看ておりましたが、
コロナ禍前に高熱を出して入院してからは、母を負ぶうこともままならず、
ヘルパーさんのお世話になるようになりました。
父も89歳になり、身体も本人の意志とは別に動きにくくなっているのは確かで、
一方、身体は動かないものの頭のしっかりしている母はとにかく日常の指示が頻繁で、
「お婆の命令消化に毎日忙しい」と冗談でいう父にとっても
なかなかそのすべてをこなしていくのはハードだなと思っていたところでした。
ただ、怪我の翌日ですか、
1年数ヶ月ぶりに父がブログを更新しているのを読んで、
しかもそのブログ記事がいつも通りの内容なのに、
何だか神々しく映って見え、怪我の功名とでもいうのでしょうか、
父の魂のステージがほんの少し上がったのではないかと僕は感じてしまいました。(笑)
ちなみに、昨日、弟から送られてきた写真の様子を見ても元気そうで良かった。
実際には不便ももちろんあると思いますが。
僕個人としてはやいやいとうるさく命令する母の様子に
もう少し気を遣って静かに指示を出してみても良いのではと思ったりもしましたが、
親子とはいえ、夫婦には夫婦の因縁があり、
どこまでいっても互いの因果の清算(宇宙のからくり)を行なっているだけなのだと
冷静に受け止めることができ、いつも安心の中にあります。
根拠のない安心感、あるいは自信といいますか。
何が起ころうと大丈夫です。
させていただけることをさせていただくということです。
そういえば今日も道友仲間の自宅で開催された出張セレモニーの際にも
「本と末」の話になりました。
孝行こそ最大の德。
明日は別の道友仲間の自宅に1年4ヶ月ぶりに訪問させていただきます。
毎日が刺激的(笑)。
ありがとうございます。
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