ブログ 岡本浩和の「人間力」発見日記
7.202023
自らの良心に問いかけ、同時に人に語りかけ、共に生きること、共に還ること
昨日、宮崎駿監督の新作「君たちはどう生きるか」を観てきました。
生と死の問題は僕たちにとって永遠の課題だと思います。
僕たちはどこから来て、どこへ還って往くのか、
そして、何のために生れてきたのか?
そのことを宮崎駿監督は、彼なりの筆致で丁寧に描きました。
直後の感想は別ブログに書きましたが、
一晩寝て、あらためて思ったことを綴ります。
「君たちはどう生きるか」という問いの答は実にシンプルです。
僕たちにもともと具わっている良心(慈悲と智慧)をいかに発露して生きるか、
ということであり、そのことを監督は最後に示されていました。
(素晴らしいです、最高です)
生々死々を繰り返しながら
心の成長を遂げていくこと、そして本来の良心を取り戻すこと、
それこそが僕たちの生きる目的ですが、
ではどのように、どうやって本性・良心を取り戻すのか、
その術までは残念ながら映画では示されていませんでした。
(当然だと思います)
僕自身あらためて答を悟った4年前に立てた志を思いました。
福は福に帰し、禍は禍に帰す。
幾度も繰り返される人生の中で、
僕たちは良い行ないも悪い行ないもしてきました。
責任は自らがとる。
収穫の時期(風の時代)にあって、自らの良心に問いかけ、同時に人に語りかけ、
共に生きること、共に還ること、
何があろうとそのことだけは心底に止め、日々を生きようと思います。
とても良い映画。
おすすめします。
人気ブログランキング