今日は何度も「許す」という言葉に出会いました。
大きな度量ですべてを包み込む。
頭でわかっていても、僕たちはつい「我（が）」が出てしまいます。
その度に何て小さい器なんだろうと自戒。
「我（が）」の最たるものは「私が正しい」という思い。
それぞれがそれぞれの立場で「自分が正しい」ことを主張し出すと
争いや諍いが生まれます。
しかし一方、争いや諍いを怖れて主張しないのも自己防衛という「我（が）」が
働いて、どちらにせよ自分自身を苦しめてしまいます。

ストレスなくぶつかりを軽減する術は、
慈しみの発露とそれを伴なった勇気ある行動しかありません。
自分の本性を信じること。
本性と一つになれたとき、おそらく智慧が生まれるのだと思います。

テクニカルに許そうとしても許せるものではないのですから、
心を静かに、自分のあり方そのものを変えるしかないのです。
今日も豊かな時間を過ごさせていただいております。
妻は中津川詣。
いつもありがとうございます。
※先日、竹生島で「びわこ国体」の碑を見つけました。1981（昭和56）年ですから、僕が高校3年生の時でした。皇子山競技場にボランティアで駆り出されたことを思い出しました。