かつてお釈迦さまは、
「すべては誤解だ」
とおっしゃられたそうです。

もしも僕たちが自分のすべてを洗いざらい開示でき、
かつ相手のことを100％完全に聴き、知り、受け入れることができたら
そもそも問題など起こらないとおっしゃるのです。

なるほど納得です。

しかしながら、どんなに高度な心理学的手法を使っても
すべてを洗いざらい開示することも、
もちろん100％傾聴し、理解することも
僕たち凡人には不可能です。

だからこそいつどんなときも自分の言動を振り返り、気づき、
非を認め、慎むしか方法はないのだと思います。

ちなみに人は1日に3万回とも6万回ともいわれる（諸説あります）
思考を繰り返しています。
思考を止めることは至難ですが、
少なくとも思考を客観視することは凡人でも可能です。
そして、意識のベクトルが内か外かどちらを向いているのかを
毎瞬チェックすることができれば事は容易に治まります。

我に入ることが問題なのではなく、
それに気づかないところが問題なのです。
その意味で、手前味噌ながらZEROは最高の気づきの場だと思うのです。

ところで、昨日は暖かかったですね。
池袋の芸術劇場まで足を延ばし、読響のコンサートを聴いてきました。
素晴らしかったです。
今日もありがとうございます。

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