ブログ 岡本浩和の「人間力」発見日記
8.212020
人が生きる上で スキンシップとコミュニケーションがいかに大切か
昨日聞いた話。
其の1。
第2次大戦中だったか、いくつかの赤ちゃんグループに
それぞれが哺乳瓶でミルクを与えていました。
栄養が不足していたのか、
数ヶ月後にはほとんどが亡くなってしまったのに、
ある一つのグループだけは元気に育ちました。
調査をしてみると、
そのグループだけ看護士が、
抱っこしながらミルクを与えていたことがわかりました。
其の2。
同じく戦時中のことでしょうか、
今ではそんな人体実験のようなことは到底不可能ですが、
一切言葉のない状況を作り、
そこで赤ちゃんを育てたそうです。
もちろん食事はしっかり摂らせ、
人として成長するのに必要なことはすべて与えたにもかかわらず
全員が早々と亡くなってしまったそうです。
細かい数字や状況は若干違っているかもしれませんが、
ざっとそんな話だったと記憶します。
人が生きる上で
スキンシップとコミュニケーションがいかに重要であるかがわかります。
今はコロナのこともあり、
何事においてもオンライン化が拡がっていますが、
便利である一方、
オンラインでのつながりだけになってしまうことに
少々危惧を覚えます。
だからこそリアルで人と人とがふれあう機会を持つことの大切さ。
すべてはバランスの中。
ありがとうございます。
※写真は黄昏時の諏訪湖。
人気ブログランキング