前職からのつながりで
今でもつながっていて、仲良くさせていただいている
若者は、上は40代後半、下は30代前半と幅広く、
皆、社会の第一線で活躍しています。
僕と皆との関係は、年齢性別を問わず
先輩後輩、師弟というより
兄弟か仲間か、あるいは同志かといったところです。

僕たちは何でも言い合える、
自己全面開示（笑）の相互関係を基本とするのですが、
そういえば「特殊訓練機関」と揶揄された
就職支援研修が、どういうものだったのか
あらためて振り返り、考えてみました。

ポイントはアドバンスコースと呼んでいた合宿セミナーで、
そこでは何より心の内側を全面開放できるまで
徹底的に互いが身体と心でぶつかり、
人には話したことがないような恥ずかしい、
また苦しかった過去を赤裸々に掘り起こしながら
人間誰もが同じなんだという体験、体感を身を持って分かち合いました。
ちなみに、僕はそこで、
一人一人と向き合うファシリテーションをしていたので、
あくまで外からの冷静な視点を持ちつつ、
同時に、僕自身も（普段の僕らから想像もつかない）内面を吐露して、
僕の内側にもこんな側面があったのかと思わせるほど
感情むき出しの疾風怒濤というか、結果的に心と心が融合するという時間を
過ごさせてもらったのです。

僕も当時は30代で、若かったからできたのかもしれません。
もちろん、身体的ぶつかり、接触、大声を張り上げることが
当たり前のように許された時代の空気もあったでしょう。
（今ではハラスメントになってしまうようなことも多々）

皆にとっても、若い頃のあの経験が今に生きていると言います。
あれを通過していたら、
少なくとも人間関係で怖いものなどほとんどないというくらい。（笑）
方法は切り替えるにせよ、
オンラインの時代だからこそ
人間同士がリアルで、肌と肌で、心と心で赤裸々にぶつかり合う時間が
本当に大切だとつくづく思うのです。
（今はなんだかんだ言ってプライバシーに関する問題が窮屈すぎると言えば窮屈すぎますね）

人間はどうしたら素直になれるのか？
仮想空間でも何でも良いので
恥も外聞も捨てて、互いに吐露し合う体験をすることでしょう。
それによって人間誰もが「同じ」なんだと身をもってわかれば、
心底素直になれるのだと僕は思います。

今日も素敵な一日を送りましょう。
ありがとうございます。

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