ブログ 岡本浩和の「人間力」発見日記
12.82019
大人はいかに子どもに不安を与えないかをいつも考えるべきですね
センスが良いとか悪いとか言いますよね。
センスとは感覚で、
これはたぶん誰もが一定の、生まれながれに備えたものだと
思うのですが、
では、その良し悪しはどこから派生するのでしょう。
特にZEROのセッションにおいては、
相当深くまでその人に踏み込むので、
そのときに、その人の潜在的なセンスが明らかになります。
センスが良い人は、実に理解力、吸収力が高い。
それは、勉強ができる云々というレベルのことを言うのではありません。
人間の能力には
能動能力と受動能力があり、足して10になるようになっているといわれます。
能動能力とは、例えば発想力、想像力、
そして、受動能力とは、例えば記憶力。
もちろんバランスという意味で、5:5が理想ですが、
得てしてどちらかに偏ります。
極端に記憶力に長けている人はまったく創造性がないとか、
逆に、独創性に優れている人は、一方の記憶力が頼りないとか、
そういうことは多々あります。
センスというのは、そういう能力を支える基盤で、
僕のこれまでの経験に照らし合わせると、
やっぱり幼少の家庭環境、生育環境に左右されるものだと思います。
不安が少ない環境にあればセンスは育ちます。
大人はいかに子どもに不安を与えないかをいつも考えるべきですね。
昨日は第13期ZEROアドバンスコースDay2でした。
若干20歳の女子学生とのマンツーでしたが、何とセンスが良いことでしょう。
彼女の両親ともかれこれ20年の付き合いになるので、
生育環境が優れていることはわかっていたのですが、
ともかく頭が良いと思いました。
以下は終了アンケートですが、
重要点を明確に手中にしていることがわかります。
2日間を通して、自分自身の過去を振り返りながら、自分はどのように変化したいかという未来に向けて考えました。「答えはいつも自分の中にある」という言葉の通り、自分の価値観や考え方は自分だけのものであり、自分自身の弱みも強みも、経験から作り上げられた目に見えないものであると思いました。形ある何かにはばまれ、自らを束縛しているのではなく、いつでも躊躇する先にあるものは、いわば思い込みであったり、過去の一瞬の嫌な記憶であったり、そういう記憶はそのときのものでしかなく、今の自分とは切り離して考えるべきことなのだと気がつきました。結局は、何か行動するにしろ、どう発言するにしろ、自分自身を本当の意味で最後まで信じ抜くことができるのも、変えることができるのも、付き合っていかなくてはならないのも、すべてはまた自分自身でしかないので、だったらどうすれば良いのか、気づいたときに動くべきだと思いました。自信というのは言ってしまえば、これも自分の頭の中で作り出したものに過ぎないので、打ち勝つにはやっぱり自分自身を信じることでしかないなと感じました。
(原文ママ)
少々日本語がおかしい点もありますが、
それはそれで許しましょう。(笑)
いずれにせよ濃い時間でした。彼女の今後のさらなる成長が楽しみです。
本日晴天。
素晴らしい一日でありますよう。ありがとうございます。
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