ブログ 岡本浩和の「人間力」発見日記
6.72019
つながりを機能させることの重要性
昨日は某社様の営業研修に登壇しました。
新規顧客開拓や提案書作成など、
メンバー同士の相談や協働があるのかないのか、
社風という意味で最後に尋ねたところ、
答えは「ほとんどない」ということでした。
目先のルーティン・ワークに忙殺されて、
アイディアを分かち合うとか、
相談するとか、
皆さん、そういう考えは思いもよらなかったようでしたね。
そこで、あらためてお伝えさせていただいたことは、
つながりを機能させることの重要性。
他人と思考や感情、アイディアを互いにシェアすること。
そこからは新たな発見が必ずあるものですからね。
ちなみに、研修後は銀座に移動して久しぶりのクラヲタ会。
偶々朝比奈隆さんの最晩年のコンサート映像を観たのですが、
御大のコンサートこそ指揮者と楽団員、そして聴衆との
分かち合いの最たるものだと痛感しました。
特に、終演後の長いカーテンコールに象徴される、
朝比奈御大の生き様と申しましょうか、
ホールを埋め尽くした聴衆が誰ひとり帰ろうとせず、
舞台で静止して佇む老指揮者に
万雷の拍手喝采を贈る様子が。
得も言われないエネルギーを生み出していました。
朝比奈さんの生涯の座右の銘は、
「一日でも長く生きて、一回でも多く舞台に立つ」
というものですが、
本当に素晴らしい言葉だと思います。
関東地方もどうやら梅雨入りの様です。
しばらく鬱陶しい日々が続きそうですが、
素敵な道を歩みましょう。
今日もありがとうございます。