ブログ 岡本浩和の「人間力」発見日記
5.32025
家事の合間のほのぼの時間

2025ゴールデンウィークの介助介護生活は3日目です。
午前、母が出張入浴の間、居眠りしていた父が突然起きて、
外を歩いてくると言いました。
長いこと外など歩いていないので、「そりゃ無理や」と返しましたが、
「大丈夫や!」と言うので、準備を手伝って、危ないので後ろをついていきました。
(昨日有線で「高齢者の事故が相次いでいるので気をつけて」という放送があったこともあります)

そんな中、かれこれ60年近く前のこと、僕の記憶にはないのですが、
2,3歳の頃の話をよく聞かされていたのを思い出しました。
父が田圃で作業している中、よちよち歩きの僕が畦道を歩いて父の方に向おうとしていたのだと思います。父は、そういう僕に「こけるなよ~」と声を掛けました。
ただそれだけのエピソードなのですが、
そのときの状況を当時、近所の親戚の人たちに向け、嬉しそうに再現してしゃべっていたことが、
「可愛らしい」と後々まで語り草になっていたようです。(笑)
今回は僕が「こけたらあかんで!」と、
ストックを突きながらよちよち歩きの父と対話、サポートしながら、ほんの200mほどを往復しました。
(これが精一杯でした)
「なんと歩きにくいなぁ、しんどくはないけど、とにかく足がふらふらや」と
わずかな距離しか歩けなくなっている自分の足に父も愕然としていました。
「儂はいまいくつや?」
「90や!」
「浩和はいくつになった?」
「61歳やな」
他愛もない会話が続きます(笑)。
しかし、短いながら良い時間でした。
僕が後ろでバックアップできるときはこういう運動は良いのかもしれません。
いわば家事の合間のほのぼの時間。
トイレ掃除、風呂掃除、布団干し、洗濯、掃除、食事当番などなど、
母の命令に従って(というより先回りして)すべてを完了させ、束の間の休憩タイム。
今日の高原は快晴で最高に気持ち良い。
平和、平和!
お天道様、ありがとうございます。
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