ブログ 岡本浩和の「人間力」発見日記
2.132025
世界はバランスの中にあります
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この世界で上手に生きていくのに、バランスはとても大切です。
人間の基本能力には、能動能力と受動力があり、
その2つを足して100になるようにインストールされているとも言われます。
仕事でいうなら、
外に向け発信し、お金を稼いでいく力が能動能力、
一方、それを受け、まとめ、継続的な成果を生み出し、信頼を得るのが受動能力
だといえると思います。
これまでの人生を振り返ってみて、50:50という
バランスのとれた人がいかに少ないことか。大体がどちらかに偏っているのです。
しかし、それこそが人間の本質であり、各々が持って生れた性質なのだと思います。
つまり、互いがそれぞれの能力を生かし合って協力し合うことが必須で、
その協働という事象から主体性と協調性を学ぶために
チームにはいろいろな個性の、価値観の、能力を持った人が集まるのです。
関係の中でバランスを築いていくことが最重要。
それこそ組織活性の原則でしょう。
(人が2人以上集まれば、それは組織です。そして、世界の原則として
人間関係は対極の者が引き合うようにできています)
そこで絶対的に必要なことが相手を理解するということですが、
その人の外側(行動や仕草)だけを見ていると、その人の真意は見えません。
人の本質は慈しみだといわれます。
僕たちにはまったく同じものがそもそもインストールされているのです。
(あなたは私であり、私もまたあなただということです)
そのことがわかり、その本質を発動できれば、相手を理解せずとも
完璧に関係は機能します。間違いありません。
何度も書いておりますが、自分だと意識しているこの意識そのものも本当の自分ではない、
ということに気づけるかどうか。
本当の自分とは、命そのものであることが見えるかどうか。
各々がその根源をつかめれば、世界は真に平和になるのだと思います。
そんなことを思った朝(空が眩しい好天です)でした。
いつもありがとうございます。
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