ブログ 岡本浩和の「人間力」発見日記

生涯かけて道を修めること

昨夜、教わったこと。

人間の精神活動は、能動的活動と受動的活動の2つに分けられる。
能動的活動とは、いわば何かを得る、学ぶというもの。
一方、受動的活動とは、何かを放下する、何も足さず、何も引かず、すなわち「ありのままである」ことを実践すること。

八条目では、そのトップに来るのが「格物」であり、
余分なものを捨て去ることが最重要だといわれます。
世に、能動的活動をサポートするセミナーはあっても
受動的活動をサポートするセミナーは存在しません。
要は、それは人間のスキルでは不可能だということです。
それを可能にするのが「道」。

人は誰しも自分にとって都合の良いものを引き寄せ、
自分にとって都合の悪いものは避けたいと願います。
その心こそが「自我」なんだと教えていただきました。

また、環境自体が人を苦しめるのではなく、
環境に対するものの考え方が人を苦しめるのだという
古聖の言葉も教えていただきました。

やはり、どこまでいっても思考や感情が邪魔をするのだということです。
毎度書きますが、思考や感情を放下することを解脱といいますが、
それこそ人間のスキルでは限界があるのだと(無理なんだと)痛感します。
世のセミナーには、そこに近づく術を提供したり、
その原理を説明するものはあります。
しかし、解脱そのものをサポートするものは確かにありません。
生涯かけて道を修めること(心を修めること、器を大きくすること)が大切なんだと思うのです。

すべてが腑に落ちます。
今日も学び、毎日学び(放下、放下)。
ありがとうございます。
※本日この後、来客があるので、妻は料理中!(笑)


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