ブログ 岡本浩和の「人間力」発見日記

生まれ育った土地での日々は、原点回帰の時です

短期記憶力が低下している父は、
僕が実家に帰省するたびに、
「悦子は帰ってくるのか?」
「いや、今回は僕一人やで」
「何をしに帰って来たんや?」という会話になります。
その度に僕は「親孝行しに帰って来てるんや」と答えます。
日常、母の命令消化に忙しいので、僕がいるだけで父のルーティン・タスクは大幅に減るのです。
(6年前に比べると父も身体的にできることが減り、親戚縁者の皆様に随分助けてもらっているのでありがたい限りです)

周囲の人たちは、それでも身体的にはだいぶ弱ってきている父を心配し、老々介護も大変なのと、
近い将来の、もしものときのことを考えて、
介護施設やら何やらリサーチして、準備しておいた方が良いよと言います。
確かにそのとおりなのですが、根拠なく心配のない僕は一方で
母の介護に対する意識がしっかりしている父を見て、
むしろできることをできるときまできちんとやってもらった方が
父のためにも母のためにも良いだろうと考えるわけです。
因果の清算が終わるまではお迎えは来ないでしょうからね(笑)。

今のところ月に数日とはいえ、実家で父母と過ごす時間は僕にとっても貴重です。
生まれ育った土地での日々は、原点回帰の時であり、
新たな力を充填する機会でもあります。
すべてはおかげさま。ありがとうございます。

※東京は雪のようですね。高原も昨日は好天でしたが、今日は曇っております。


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