ブログ 岡本浩和の「人間力」発見日記
2.182024
外を見るのではなく鏡の如く内を見つめましょう
自分自身を見つめ、自分自身に向き合うこと
正しい自己振り返りこそ進歩、向上の最高最善の術だと思います。
しかしながら、きちんと自分自身に向き合えない人も今はとても多いように思います。
環境のせい、社会のせい、会社のせい、親のせい、あなたのせい、
他に目を向けている以上、真の自己変革は叶いません。
すべての事象が、自分の心が作り出しているものであり、
自分が原因を作っているのだと認め、受け入れられたとき、変化が起こります。
米国の臨床心理学者カール・ロジャーズは、
「自分自身を受容したとき、人間には変化と成長が起こる」といみじくも言っています。
厳しい言い方ですが、
人生のすべては自分の選択の中にあり、
その事象から自分が何を学び、
何を得るかが問われているのだということを忘れてはなりません。
思うに、自分が理解できないことや、素直に感じられないこと、
要は、自分に都合の悪い事象については認められないという人がいかに多いことか。
わからないものはわからないと白旗を上げ、謙虚に学ぶことが大切です。
老子の道徳経には次のようにあります。
学を為せば日々に益し、道を為せば日々に損ず
之を損じて又損じ以って無為に至る
無為にして為さざる無し
~道徳経第48章
今はもう知識を集積する時代ではありません(ネットで調べれば答はすぐに出てきます)。
それよりもいかに不要な知識、情報を手放せるか。
本来の心、本性に還ることができればできないことはありません。
外を見るのではなく鏡の如く内を見つめましょう。
自戒を込めて。
今日もありがとうございます。
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