ブログ 岡本浩和の「人間力」発見日記
1.102024
誠心誠意の行ない
今年90歳になる父と話をすると、
昔の、僕が知らないような事実が初めて明かされることがあります。
この正月3が日で聴いた中では、岡本家の繫栄から没落(?)までの話がありました。
(まぁ、没落はしてませんが、言葉の綾ということで)
前にも書きましたが、
我が家の長男には僕以外皆「彌(弥)」という字が付いています。
弥一郎(父)
弥平(祖父)
弥太郎(曽祖父)
弥右ヱ門(高祖父)
弥平治(五世の祖)
弥平治、弥右ヱ門の時代までは家は相当裕福だったそう。
しかし、弥太郎高祖父が目を悪くして、働くことができなくなり、
生活資金を捻出するために、
当時持っていた土壌の肥えた稲作に向いた田んぼを
土壌の貧しい稲作に不向きの田と交換という条件でその差し引き分を現金化し、
何とかのり口を凌ぐことができるようになったということでした。
僕はこの話を初めて聴きました。
そして、やっぱりすべては因果の法則の中にあり、
今僕の人生に関わるすべての人が、因果の清算の中にあるだけなんだと
納得しました。
ただそんな状況の中で、先祖の誰かのお徳のおかげで今があることも理解できます。
なぜ自分がここに生まれて来て、今こういう状況にあるのか、
こんがらがった糸をひとつひとつ丁寧に解いていけば、事は円満に解決できるだろうと想像します。
できることは、いただいたお徳を徳行でそのまま返すことでしょう。
目先ではなく、視野を広げ、視座を上げる。
その上での誠心誠意の行ないが大切ですね。
胆に銘じます。
今日もありがとうございます。
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