おはようございます。
この秋に講話の依頼を受けている後輩と話をしました。

彼とも四半世紀のつき合いになりますが、
コミュニケーションにずれがあり、
仕事上、なかなか上手くいかないことが多いという点が玉に瑕なのですが（苦笑）、
（要は「我」が強く、性格・性質に翻弄される癖があるのです）
本性では根っこを捉えられているようで、好運の持主だと思います。

講話にあたってアドバイスしたことは、
とにかくこの機会はこれまでの社会人生活の振り返りであり、
若い頃から今に至る失敗談を具体的に列挙しなさい、ということです。

お話はネタがすべて。
昨日も書いたように「失敗こそが成長の糧であり、また種」でもあるので
それこそ始末書ものになったようなことを
恥を晒すつもりでネタにせよと忠言したのです。

本人も「なるほど！」と納得していましたが、果して真に自分に向き合えるかどうか。
彼の課題は、実際のところ、自分に向き合えないことなんですよね。
特に、問題から目を背ける傾向があり（怖れが強いのです）、
例えば、つい数ヶ月前、お客様からのクレームが一日に2度あったエピソードも
よく憶えていないというのです。
（その失敗談は、当時本人から聴いていました）

人間というもの、心から反省できるマインド・セットがとても大切だと痛感します。
講話は9月末だというのでこの3ヶ月、徹底的にサポートしたいと思います。
ということで、今日はこの後研修の動画撮影です。
良い時間でありますよう。