ブログ 岡本浩和の「人間力」発見日記

長い長い因縁の、ハッピーエンドのための最後の試練

子どもの日。
父の卒寿祝いの名目で妹家族と弟家族が実家に集合しました。
(実際には卒寿を迎えたのは昨年9月ですが)
4世代、総勢10名での昼食タイムは、和気あいあいと盛り上がりました。
妹も今年10月に還暦を迎え、弟は生まれて半世紀という節目。
家族が明るく、健康であるのが一番だと思います。

父も、儂もよく食べれて、よく寝れて、身体の機能はだいぶ弱っているけど、
まだまだ死なんなぁと今朝も話しておりました。
何より、「お婆を残して先に死ねん」というのが口癖で、
やかましい命令が矢継ぎ早に出て、
もはや足腰が弱っているのと記憶力低下で思うように動けないので
やいやいと文句を言いながら、結局素直に対応する父に
大したもんだなぁと思うわけです。

今朝も未来のこと含めいろいろと話しましたが、
一見呆けているようで、そういう対話のときはしっかりと対応できるのが不思議なくらい。
父も突然スイッチが入ったのか、杖を突いて家の中を歩きだしました。
(先日の「歩いてくるわ」事件(?)も同様)

周囲の心配は当然あるのですが、意外に僕は楽観的なのです。
とにかく父と母はまったく正反対の性質なのですが、一心同体で、
離れることはできない運命なのだと思います。
なるほど、確かに「因果の清算」がすべてなのだとわかります。
(もう少し高い所から俯瞰すると、父の実家と母の実家との長い長い因縁の、ハッピーエンドのための最後の試練なのだと思います)
(その意味で僕もベストを尽くします)

人生は楽し。
道は深し。
今日の高原は雨。
今夕、東京に向けて車を走らせます。
ありがとうございます。


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