ブログ 岡本浩和の「人間力」発見日記
11.42024
何も足さず、何も引かず、自然体であること
庭の南天が実をつけ始めました。
冬に向って行っているのだなと感じます。
自然は何と大らかでしょう。
何ものも求めず、ただ淡々と、流れに任せて生きている。
自然のように無為でありたいものです。
三毒という言葉があります。
「貪・瞋・痴」。
求める心が過ぎれば、それは怒りに発展し、その後、愚痴をこぼすようになるという
戒めです。
問題の根源は「求める心」。
確かに人は知らず知らずのうちに他人に求めてしまいます。
もっとこうして欲しい。
もっとああだったら良いのに。などなど。
求める心は限定された身体を持つ以上仕方がないことなのですが、
そういう限定された中で、いかに心を修め、静かになれるかが
誰しもの人生の課題なのだと痛感します。
「私、私、私・・・」という自己主張は我(が)。
「私なんて、私なんて・・・」という自己卑下も我(が)。
何も足さず、何も引かず、自然体であること。(一生の目標ですね)
赤く染まってゆく南天の実を見ながらそんなことを思いました。
秋晴れの一日があっという間に過ぎていきます。
ありがとうございます。
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