誰ひとりとして完璧な人はいません。
だからこそ各々が助け合って生き、お互いに補完し合って生きることが大切で、
その中に多くの学びがあるのだと思います。

ただし、僕たち誰もがもともと完全であることも忘れてはなりません。
6万年という長い旅路の中で、体験や環境から刷り込んでしまった「我（が）」がつい邪魔をします。
いつも何かを握り締めて生きているのです。
それは恐れかもしれないし、プライドかもしれない。
目に見えない不安や不満など、そういうものが心から放下できれば、
つまり握り締めているものを自覚し、手放すことができたら、
人生は本当に楽になり、心底楽しくなるのだと思うのです。

昨夜は60回目のオンライン道友会でした。
リアルでスタートし、すぐコロナ禍のためオンラインに切り替え、気がつけばまる5年。
スタート時とメンバーは総入れ替えと言っていいほど変わりました。
未来のことは誰もわかりません。
大事なことは「重要でないものに振り回され、大事を逸しないこと」だといわれます。
真贋を見極める心眼で人・事・物に対処することをいつも意識することが大切ですね。

昨夜もあっという間の2時間半でした。
久しぶりにそれぞれが近況を述べ、腹を割って想いを語りました。
たったそれだけでオンラインとはいえ場の空気が一変します。
ときに厳しいフィードバックもあったと思いますが、すべては慈しみからのこと。
最高の味わいでした。
勇気と智慧をもって6年目のスタートを切ろうと思います。次回も楽しみです。
皆様、いつもありがとうございます。